恋愛は苦しい?

2019年5月10日(金)

みなさん
歌曲って ご存知ですか?

クラシックには 声楽という分野があります。
テレビなどでも 歌っているところを ご覧になったことはあると思います。

では そのご覧になったのは 何でしたか?

と質問して 答えることができる方って とても少ないと思います。
知らなくて 普通なんです。ご安心ください。笑

クラシックでいう「声楽」の中には大きく分けて 、オペラと リートがあります。

オペラは よくご存知だと思います。
歌劇と日本語では言いますが、劇なんですね。
台詞を歌っているんです。

ではリートって?
こうなると もうほとんどの方は ご存知ないと思います。

リート とは ドイツ語で Lied と言います。
日本語にすると 歌曲、となります。
歌曲は 歌の曲で、劇ではありません。
ゲーテや ハイネといった 今では非常に有名な詩人が書いた詩に曲をつけたものです。特に シューベルトやシューマンは たくさんの歌曲を書き遺しています。もちろん イタリアの作曲家のもの、フランスのもの、そして日本歌曲もあります。日本歌曲で有名なのは 山田耕筰の『この道』などでしょうか。
6月の音の葉は この歌曲を中心にお届けしたいと思っています。

今回  お招きするのは テノール 宮西一弘さん、そして ピアノ 弘中佑子さん。

先日 打ち合わせをさせていただいた際に 「どういうプログラムをお考えですか?」とお尋ねしたら
「シューマン作曲の 『詩人の恋』を中心としたプログラムにするつもりです」とおっしゃいました。

あぁ、嬉しい!やっとやっと 音の葉houseで 本格的な歌曲に挑戦できる!!
私は 本当に嬉しく思いました。
『詩人の恋』もしご興味ありましたら youtubeで ちらっと聴いてみてください。

今では 大作曲家と言われるシューマンが この曲を書いた当時は その後 妻となる クララとの大恋愛中でした。
しかし シューマンのピアノの師でもある クララの父は すでに有名なピアニストとして活躍している娘と まだ駆け出しの売れない作曲家であるシューマンとの結婚に猛反対。
どうやって2人を別れさせるか、卑劣な行動までとって 追い詰めます。
シューマンは だんだん精神不安定になっていきます。
『詩人の恋』は そういう中で 書かれた曲です。

歌曲ですから 当然 詩があります。
『詩人の恋』は ハイネの詩に曲をつけたものです。

6/13は 公開練習を予定していますが、この『詩人の恋』という小さな曲がたくさん並んでいる作品を ひとつひとつ じっくりと向き合う時間にしたい、と思っています。
歌とピアノという音楽と 詩という文学がどう融合しているのか。
なんて書くと難しそうに聞こえますが(ちょっとかっこつけてみた!)
若きシューマンが 恋愛しながら どう苦悩していたのか、

きっと皆さんの中にも そんな恋をなさった方もおられるかもしれませんから、ぜひご自分のことのように 感じてみてください。

6月、コンサートの午後の大人の時間の方は はもうすぐ満席です。
公開練習は まだ空いています。
ぜひとも合わせて聴いていただきたい6月です。
ご予約をお待ちしております。
詳細・ご予約は 音の葉のホームページから。
https://otonoha-concert.com/