高3男子、包丁を研ぐ
2019年2月16日(土)
昨日は 近くに住む高3男子がうちに来て、包丁を研いでくれた。
彼が4歳くらいの時から一緒に遊んで、大きくなるまで会えば
声をかけていた子である。
小学、中学のころは 声をかけても わざと知らんぷりしたり、
あえて「ふん!」と横を向かれたりしたのだが、
(あはは)と心の中で 笑って 成長していく様子を楽しんでいた。
先日、犬の散歩をしていたら声をかけてくる背の高い若者がいて、誰だかわからなかった。
「◯◯です」と言われて 「ぎゃーー!」となった。
高校に入って 会うことがなくなっていた彼であった。
あの小さかった彼が こんなに大きくなって 丁寧に包丁を研いでくれる様子は 尊敬としか言いようのない、とても幸せな時間だった。
大学は まだ結果待ちだそうで、家から通えるところに決まったら
これからうちの包丁は 彼に研いでもらおうと思う。
