ヤナーチェクって 知ってる?

2018年6月10日(日)

ヤナーチェク と聞いて 作曲家の名前だ!と 気づいた方はすごい。
ヤナーチェクは チェコの作曲家です。

6月の音の葉は ヤナーチェク、フィビヒ、マルティヌ、ドラティといった
東欧の作曲家たちの作品を特集します。

ピアニスト中澤頼子は 最近ヤナーチェクについての論文を書いたそうです。
ヤナーチェクのすべての作品を研究、今 頭の中は ヤナーチェクでいっぱいなんだそうです。

日本では まだ一般的に認知度が低いヤナーチェク。
いったいどんな作品なんでしょうか。
そして 今回のプログラムやいかに。

ピアノ中澤頼子より

ヤナーチェクはその作品の多くに、人々の発する言葉から着想を受けた発話旋律という作曲技法を用いました。言葉が身体から出るとき、それは時に、シラブルの中に言葉では表現しきれない、多くの感情が溢れ出します。今回のプログラムではそんな私たちの心の中にある豊かな感情をヤナーチェクを始め、フィビヒ、マルティヌーらの作品を通じて、みなさまにお伝えできたらと思っております。
ヤナーチェクは ソナタをソロで演奏します!
ちょっと激しくて怖いかも。。。

一方、オーボエの舩津美雪は

私は ハンガリーの作曲家、ドラティを取り上げます。
言葉から着想を得た発話旋律は ドラティの作品からも感じます。
無伴奏の作品、そしてピアノとのデュオのために書かれた作品を演奏します。

みなさま、うわ、これは難しそうだな、と思われました?
あはは。まさに音の葉ならでは、のプログラムとなりました。
難しいものを 難しいままにしておくのは 簡単ですが、
いかに それを楽しむか、難しさの中に 作曲家それぞれの人間性も感じていただけるか、音の葉は 探求し続けたいと思っています。

まずは 6/12(火)10:00~の公開練習で 演奏家たちが目指す音楽、
聴きにいらしてください。

お待ちしています。