自分軸でいること。

2018年4月21日(土)

音の葉では 非常に大切に思っていることの中に
「演奏家自身が お客様に合わせるのではなく、自分軸で プログラムを決めること」というのがあります。

今日は子どもたちがいっぱいだから 子どもが喜ぶ曲をやろう。
(きっと ミッキーマウスだな)
とか
今日は年配の方が多いから 昭和な感じで
とか。

もちろん そういうことも場所によっては 非常に大事なことになります。
私も そこに軸を置くことはあります。

しかし、音の葉houseだけは 違います。
他ではできないことをやる。
「今」演奏したいもの、聴いていただきたいものだけで 構成する。
お客様がどう思われようと、自分が今これだ、と感じるなら 臆することなく
それをやる。

これは 挑戦です。
自分自身への挑戦であり、お客様への挑戦でもあります。
そして それは 私自身にとっても とても大きな挑戦です。

最近、演奏家のみなさんから 送られてくるプログラムを最初に拝見するとき、
「お!これは すごい!!」と 字面を見ただけで ピンとくるようになりました。
どんな演奏を聴かせてくださるのかということや 
お客様のお顔やしぐさまで 想像してしまう自分がいます。

演奏家の皆さんは 真摯にご自分と向き合われ、全身全霊で プログラムを
準備されます。
その精神的な迫力が プログラムの字面に はっきりと浮かんでくるのです。

4月23日。
いよいよ 本番が近づいてきました。
ご期待ください。

すでに満席になっていましたが 若干キャンセルが入って、少しではありますが、お席をご用意できることになりました。

私は 心震える気持ちで 準備をしています。
どうぞご連絡ください。