音の葉houseでの毎月1回のコンサート

チェリスト　小林奈那子さんからのメッセージ

【音楽の短編集】

今回のコンセプトはご参加のみなさまと「音楽の短編集」を読む、いわば架空の読書会にしたいと思います。いつも「旅」を意識してプログラムを組む私ですが、今回はもっと私的な会にしたいなと思っておりまして、楽曲を読み解くためのポイントをこちらからご説明し、読み終わるごとに情景や沸き起こった気持ちをお客様に言葉にしてみていただきたいな、と・・・観客として小話を持ち帰るという受動的な聴き方ではなく、音から感じとった景色や色を積極的に言語化、共有していただき、体験として持ち帰っていただきたいなと考えています。



【待望のデュオコンサートもうすぐ！】

チェロ　小林奈那子・ピアノ川津直子

以前クルミドコーヒーで何度か演奏くださった小林奈那子さんが
音の葉Houseでも演奏してくださいます。
ピアニストは川津直子さん。
数年前にヴァイオリン岩根愛さんとのデュオで聴かせてくださいました。

今回のプログラムの中心は
シューベルト「アルペジオーネソナタ」チェロといえば！シューベルトといえば！という
有名なこの曲は若きシューベルトがすでに死の病に脅かされている時に書かれた作品です。
美しい旋律は透明感、深い信頼感、優しさ、時に苦悩や不安も入り混じります。
チェリストにとっては挑戦の曲でもあります。
また今回は小林奈那子さんご自身のオリジナル曲も演奏くださいます。
音の葉Houseだからこそのプログラム、ご期待ください。


午後のプログラム

アルペジオーネソナタ全楽章
L.v.ベートーヴェン 魔笛の主題「恋人か女房か」による7つの変奏曲

D.ポッパー ガヴォット
Z.コダーイ 叙情的なロマンス
F.リスト「ノンネンヴェルトの僧坊」
小林奈那子　「IRIS」

当日、急な変更がある場合もございます。
午前のプログラムは 午後のプログラムからの
抜粋となります。
ご了承くださいませ。