今月のテーマ 「緑の風に乗って」
[トリオカルディア]
ヴァイオリン:星野沙織、
フルート:日野真奈美
、ピアノ:高橋亜侑美
2015年5月22日(金)
各回定員17名 お茶とお菓子つき
〈午前の部〉10:00〜 ¥1,500(ショートプログラム)
・小さなお子さまもご一緒にどうぞ
〈午後の部〉13:00〜 ¥1,500(ロングプログラム)
・大人の方向けですが、静かに聴けるお子さま(5名さままで)ご一緒にどうぞ
フルート:日野真奈美 Manami Hino
好きな曲
F.プーランク『愛の小径』
R.シューマン『アダージョとアレグロ』
時代や国は違えど、微笑みながら流す、悲しく美しい涙を連想させます。
とても人間らしく魅力的で、たまらなく愛しいのです。
ピアノ:高橋亜侑美 Ayumi Takahashi
好きな曲 ベートーヴェンのピアノソナタ第31番 変イ長調 op.110
あったかく清澄で力強くて…終楽章の嘆きの歌から再起してしめくくるところが、感動的で大好きです。幾多の辛酸を嘗めてきたベートーヴェンだからこそたどり着いた境地というか、目に見える現実世界とは関係のない超越した深遠な曲想によって、演奏している自分の内面と音楽を一体化させてくれるような、そんな感覚になります。何度聴いても、何度弾いても大好きです♪
ヴァイオリン:星野沙織 Saori Hoshino
好きな曲 モーツァルト 「ラクリモーザ」
ディレスイレの激しさの後に、静かに流れる涙一粒一粒の音を弾くと苦しくてたまらなくなります。
完全なる祈りと、許しを乞う音のない慟哭の歌だと思います。
あれを弾くたびに、モーツァルトがいかに神と近かったのか、文字通り神童だったのかがわかる気がします。
わたしの演奏を聞いてくださるひとが一人でもいて、
わたしの演奏を必要としてくださるひとが一人でもいて、
わたしの音楽に共感したり喜んだり悲しんだり、
一緒に音楽を感じてくださるひとがいてくださったら、
そしてそういう方がいまより少しでも増えてくださっていたらとてもとても幸せです。
音の葉がいま芽吹いている新緑のように、ゆっくりとその葉先を広げ、
やがて林や森になりますように、そしてその一端をわたしが担えますように。
■午前の部
1. フィガロの結婚序曲:モーツァルト
2. 花の歌op.39:ランゲ
3. 小組曲より第一曲.小舟にて:ドビュッシー
4. フルート、ヴァイオリン、ハープのための2つの間奏曲:ベール
5. 2つのヴァイオリンのためのコンツェルトBWV1043より1楽章:J.S.バッハ
pause
6. 風笛:大島ミチル
7. 風のオリヴァストロ:宮川彬
8. ブエノスアイレスの春:ピアソラ
9. リベルタンゴ:ピアソラ
■午後の部
1. フィガロの結婚序曲:モーツァルト
2. 花の歌op.39:ランゲ
3. 小組曲より第一曲.小舟にて:ドビュッシー
4. 2つのヴァイオリンのためのコンツェルトBWV1043より1楽章:J.S.バッハ
5. クラリネットとヴァイオリン、ピアノのための組曲:アルチュニアン
pause
6. フルート、ヴァイオリン、ハープのための2つの間奏曲:イベール
7. 風の国:ゴンチチ
8. 風のオリヴァストロ:宮川彬
9. ブエノスアイレスの春:ピアソラ
10. 風笛:大島ミチル
11. 木蓮の涙:スターダスト・レビュー
12. チャルダッシュ:モンティ
今月の音の葉houseに登場するのは トリオカルディア。
毎回 豪華な演奏を聴かせてくれる3人です。
プログラム前半は クラシック。耳馴染みのあるもの、
そして フルート、ヴァイオリン、ピアノという編成の
ために書かれた作品、この編成のために自分たちで編曲したもの、
など しっかりと聴かせてくれます。
そして後半は メロディックな曲、大人気のピアソラなど
いわゆる「クラシック」から少し離れた作品も演奏します。
この日、この時間のために組まれたプログラムです。
日々 進化し続ける「トリオカルディア」にご期待ください!