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第1回 「鍵盤楽器の始まりと発達」

第1回目の講座は[鍵盤楽器の始まりと発達]がテーマ。
1709年にイタリアで生まれたとされるピアノが、どのように発達したのか。
ピアノ以前の鍵盤楽器とピアノとの違いは?
興味深いエピソードが満載の回となりました。


クラヴィコードとチェンバロから生まれたピアノが、どのように伝わり発達していったのか。色々なピアノの紹介や、クラヴィコードを実際に使っての解説なども交えてお話しくださいました。その時代の様子が目の前に浮かび上がるような語り口に、講義が中心の講座でしたが退屈するようなことはまったく無く、あっという間に時間が経ってしまいました。講座の後で、参加者はクラヴィコードを弾かせてもらいました。ピアノとの違いに、皆さん驚いていました。



受講者の声

早坂なつき(ピアニスト)

ピアノの歴史を改めて振り返り、これまで持っていた知識は断片的な知識で、現在のピアノにいたるまでの「歴史」としていかに理解できていなかったかを痛感しました。

その時代に生きた作曲家•ピアニストと楽器制作者とのやりとりによってピアノの進化があったのだと、実際に三矢さんが出会ったエピソードと共に聞くことができとても楽しい講義でした。

今回クラヴィコードを初めて弾かせていただき、ピアノのご先祖様でありながら初めて触る楽器のようで、全く太刀打ちできない体験ができたのがとても刺激的でした!

楽器の構造を観察して、どうやったらこの楽器のいい音が出せるのかというアプローチができ、今後のピアノ演奏に生きる収穫がたくさんありました。